
バーテンダー 神のグラス
完結バーテンダー 神のグラス
東京・銀座の路地裏にひっそりと佇む小さなバー、イーデンホール。そのカウンターに立つのは、天才的な技量を持つ若きバーテンダー、佐々倉溜。彼には特別な才能があった。訪れる客の抱える悩みを見抜き、その瞬間に最もふさわしい一杯を差し出すことで、心を解きほぐすのだ。人生のさまざまな場面で傷つき、疲れ果てた客たちは、彼の作るカクテルに魂の癒やしを見出していく。\n\n一方、来島美和と同僚の樋口由香利は、名門ホテル「カーディナル」にふさわしい逸材のバーテンダーを必死に探していた。ホテルの会長が提示した条件はただ一つ、「神のグラス」と呼ばれる究極の一杯を作れること。度重なる失敗の末、美和は佐々倉溜と彼の店を発見する。若きバーテンダーの腕前に感銘を受けた会長は、彼を何としても引き抜こうと決意し、イーデンホールの常連客となっていく。