
バーテンダー
完結バーテンダー
銀座の路地裏にひっそりと佇むバー、イーデンホール。その店主は、天才バーテンダーと名高い佐々倉溜。彼が作るカクテルは、この上なく素晴らしいと評判だが、その店は誰もが簡単にたどり着ける場所ではない。まるでバーのほうが、本当に必要としている人を見つけ出しているかのようだ。\n\n様々な境遇の人々が、それぞれの悩みや心配事を抱えながら、やがてイーデンホールへと導かれていく。そこで溜は、客の話にじっくりと耳を傾け、その人に完璧な一杯、「神のグラス」を差し出す。そのカクテルには、扉をくぐった悩める魂を導き、慰める力が宿っているかのようだ。