
鏡が来た 高橋留美子短編集
完結鏡が来た 高橋留美子短編集
本短編集には、現実と超常の境界を探る高橋留美子の六編が収められている。『鏡が来た』では、若者が人の内に潜む悪を引き出して滅ぼす力を持つ鏡を手に入れるが、その責務はやがて彼自身を蝕んでいく。また、売れない漫画家がライバルを呪う力を得る話や、飼い猫が人間の体に乗り移り、思いがけない結果を招く話などが並ぶ。
どの物語も、日常が魔的な力や不穏な力によって揺らぐ世界への窓となっており、ミステリー、静かな恐怖、そして独特のユーモアが交錯する高橋留美子ならではの作風が貫かれている。
巻末には、漫画家としての人生と漫画への情熱を振り返る、あだち充との自伝的コラボレーション『My Sweet Sunday』を収録。
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