高橋陽一、自身のキャラクターを比較:メッシは翼でクリスティアーノは日向
『キャプテン翼』の作者はマラガのコミコンで、作品の原点や主人公たちに最も似ている実在のサッカー選手について語った。
私はオリバー・アトムとマーク・レンダースが毎試合ぶつかり合うのを見て育った。だからこそ、 高橋陽一 本人がキャラクターの実在モデルについてあれほどはっきり語ったことに強く惹かれる。 『キャプテン翼』 の作者はマラガのコミコンに登壇し、何も隠さなかった。彼にとって リオネル・メッシ は大空翼に最も似ている選手だという。そして クリスティアーノ・ロナウドが日向小次郎を体現する存在だと。
この発言はサッカーと漫画をめぐるパネルで飛び出した。高橋は、世界中のサッカー選手の中でメッシこそが翼の精神を最もよく表していると説明した。スペインについて問われると、現在の代表でそのイメージに最も近い選手として ペドリ の名前を挙げた。
これは最近の思いつきではない。作者によれば、すべては1978年アルゼンチン・ワールドカップから始まったという。あの大会を見て、サッカー漫画を描くという考えが頭から離れなくなった。当時の日本ではスポーツ漫画といえば野球が主流だった。サッカーは未開の地で、彼は少年たちがスポーツを通じて成長する姿を描きたかったのだ。
ジーコ、マラドーナ、そして翼の誕生
翼のインスピレーションは一人の選手から生まれたわけではない。高橋は二人のレジェンドを挙げた。日本に足跡を残したブラジル人、 ジーコと、 ディエゴ・マラドーナだ。主人公を定義する才能、リーダーシップ、ボールへの愛情の融合は、この二人から取り入れたという。
日向の場合は事情が違った。当初、東邦学園のフォワードには明確なモデルがいなかった。高橋は率直に認めた。描き始めた頃は、特定の誰かを思い浮かべていたわけではなかったと。そこにクリスティアーノ・ロナウドが現れた。そこで彼は現実世界の日向を見た。パワー、鋭いシュート、そして妥協しない野心だ。
時間が経って作者の直感が正しかったと証明されたのが面白い。日向は鏡のないキャラクターとして生まれ、数十年後にピッチでの姿勢がほぼそのままの姿をCR7の中に見つけたのだから。
ありえない技にも原点がある
高橋はキャラクターについてだけ語ったわけではない。シリーズを有名にしたあの突飛なプレーの出どころについても説明した。立花兄弟の「スカイハリケーン」は日本のプロレスの試合から生まれた。作者はレスラーが相手を空中に投げ飛ばすのを見て、そのアクロバットをサッカーに持ち込めるか考えたという。
ゴールキーパーの若島津健にも似た理屈がある。彼の動きには格闘技が取り入れられている。高橋は、特定の格闘スタイルに見られる、面にぶつかって反動で飛ぶという発想を使い、それをゴールポストに応用したと語った。
私がずっと 『キャプテン翼』を好きな理由の一つはそこだ。どんなに大げさな技にも裏付けがある。魔法ではなく、極限まで突き詰めたスポーツなのだ。
作者は新プロジェクトや公開日についての詳細は明かさなかった。アニメ、ゲーム、復刻版で今も生き続ける作品の原点を振り返るにとどまった。マラガで語った内容は、 『キャプテン翼』 がなぜこれほど多くの人に響いたのかを理解する手がかりになる。ありえないシュートの背後には、サッカーの楽しさを伝えたいというごくシンプルな思いがあるのだ。
皆さんもメッシを見て翼を思い浮かべていましたか?コメントで聞かせてください。
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