
宇宙皇子 天上篇
完結宇宙皇子 天上篇
角を持つ子として生まれた宇宙皇子は、金剛山に身を寄せ、神となるべく修行を積んでいた。彼は四人の仲間とともに、腐敗と混沌に満ちた世界に平和をもたらすため、仏の天上界を目指す霊的な旅に出る。彼らを待ち受けるのは、破壊のみをもたらす帝国の支配する荒廃した地上である。
目的を果たすため、宇宙皇子と仲間たちは、全能なる北極星の父が住まう天上界へと至る三十三年に及ぶ巡礼を完遂しなければならない。しかし、その道は危険に満ちている。五人の人間は、神々が絶対の力を持つ不死の者たちの世界へと足を踏み入れるのだ。宇宙皇子は、目的のために神々と戦いを挑むことになる。
やがて彼らは、神々にもまた欠点や世俗的な欲望があることを知る。宇宙皇子は、神々の荒ぶる魂と、生き延び愛そうとする人間の意志との均衡なくして、この世界は存在し得ないことに気づく。真の平和が訪れたとき、人類は初めて神の顔を見ることができるのだ。
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