
宇宙皇子
完結宇宙皇子
762年、壬申の乱の混乱の中、額に小さな角を持つ子が生まれた。母は彼を鬼と見なして捨てる。修験道を営む老女が彼を拾い、「宇宙皇子」と名付ける。角は天と地の結びつきを象徴すると教えた。
皇子は自然の中で育ち、修験道の術を学ぶ。好奇心から里を訪れるようになり、農民たちが貧困と苦しみの中で生きていることを知る。霊力を使って人々を助けるが、私利私欲に走る支配者たちとその権力争いへの怒りは募り、やがて朝廷と正面から対立する。こうして、虐げられた者たちを守る長い道のりが始まる。
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