
プリズム輪舞曲
完結プリズム輪舞曲
絵を描くことに情熱を注ぐ日本の少女、一乗院リリは、20世紀初頭のロンドンへ渡り、名門セント・トーマス美術学院に入学する。画家になるという夢を抱く彼女だったが、両親からは「半年以内にクラスで上位に入らなければ帰国する」という条件を突きつけられていた。
学院でリリは、芸術のためだけに生きる才能豊かで孤高な貴族の学生、キット・チャーチと出会う。互いの違いを超えて、リリのひたむきさと真摯な姿勢が、次第にキットの心を動かしていく。筆とカンヴァスを挟んで、二人の若者はその絆が芸術への憧れを超えたものであることに気づいていく。