
もののがたり 第二章
完結もののがたり 第二章
國中に居候するようになった兵馬は、長月ぼたんと、古い物に宿る付喪神たちとの共同生活にも慣れてきた。しかし、自分の人生を狂わせた付喪神「傘」への復讐心は、いまだ胸の奥で燃え続けている。
兵馬が京都で修業を重ねる中、「雅楽寮」と名乗る新たな敵対勢力が動き出す。楽器の付喪神である三人組は、人と妖の狭間に立つぼたんと兵馬の関係に疑念を抱く。そんな折、因縁の傘の付喪神が再び姿を現し、ぼたんとその仲間たちをさらってしまう。
復讐への渇望と、今大切に思う人々を守りたいという想いの間で、兵馬は難しい選択を迫られる。