
青の祓魔師 島根啓明結社篇
完結青の祓魔師 島根啓明結社篇
正十字学園で、奥村燐は奇妙な異変に気づき始める。普通の人間たちが、人の世であるアッシャーに彷徨う目に見えない存在を認識するようになったのだ。燐にとっては新しい友達を作る機会に思えたが、双子の弟・雪男は重い責任を背負っていた。学業や祓魔師としての任務、教師の立場に追われ、雪男は自身の覚醒した力について、その範囲も意味も理解できないまま沈黙を守っていた。
燐と仲間たちが年に一度の祓魔師認定試験に備える中、正十字騎士團は魔界ゲヘナへ通じる初の人工の門を発見する。その建造規模と高度な技術を目の当たりにし、祓魔師たちは相手が極めて裕福で強力な組織・イルミナティであることを悟る。さらに、底知れぬイルミナティは騎士團に三人のスパイを送り込んでおり、その一人は人類を守ると誓った祓魔師候補生たちの中に潜んでいるかもしれない。