
アオハライド PAGE.13
完結アオハライド PAGE.13
吉岡双葉は、うるさいだけだと思っていた男子をずっと苦手に感じている中学生。ただ一人、隣のクラスの田中洸だけは違うように思えた。ふとしたきっかけで顔を合わせるたび、二人は照れくさそうに視線を交わし、ぎこちない言葉を交わす。双葉は、自分の中に芽生えた新しい気持ちを必死に理解しようとしていた。
高校二年生になった双葉は、友達と夏祭りへ出かける。まわりが浴衣を着ないと決めるなか、槙田悠里だけは浴衣姿で現れた。洸に近づきたいという強い決意の表れだった。不意をつかれた双葉は、悠里と洸が次第に親しくなっていく様子を、ただ遠くから見つめることしかできず、自分も洸との関係を前に進められるのか思い悩む。
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