
プランダラ
完結プランダラ
アルシア暦305年、人は誰しも身体に刻まれた「カウント」と呼ばれる数字とともに生まれる。その数値は歩いた距離から料理を褒められた回数まで、行動次第で増減する。カウントがゼロになれば、その者は深淵へと引きずり込まれてしまう。
ヒナは「廃棄戦争」の英雄である伝説の撃墜王を探し、世界を旅する少女。彼女の唯一の手がかりは、失踪した母が遺した最期の言葉だった。旅の途中で出会ったのは、仮面をつけた道化じみた放浪者リヒトー。女の子に目がなく、そのカウントはなぜか-999を示していた。
リヒトは到底英雄には見えない。だが、その予測不能な仮面の下には、何かが隠されている。真実を追うヒナとリヒトは、やがて世界を支配する数字のシステムを揺るがす争いに巻き込まれていく。
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