VIVANTのアリ役がシリーズを週刊マンガに例える
山中崇がタイ語でのシーン準備とアゼルバイジャンでの意外な出来事を語る
山中崇は、 VIVANTでアリを演じる俳優だ。10月3日にTBSが公開したインタビューに登場し、日曜ドラマの軸となる国際テロ組織「テント」の幹部としての役柄を振り返り、撮影中のエピソードをいくつか明かした。
山中はアリを組織内の経理のような存在だと説明する。任務で前線に飛び出すタイプではなく、後方に残って守りを固める役割だ。「みんなを後ろから支える守護者」と語る。彼の解釈では、テントの新しいリーダーであるノコルに受け入れられたことで、アリは自分のアイデンティティの一部を取り戻したという。
タイ語で演じる難しさ
インタビューで特に印象的なのは、言語への取り組みだ。山中はこれまで話したことのないタイ語でいくつものシーンを演じなければならなかった。可能な限りのレッスンを受け、初日は散々だったと認めている。監修の先生に「何を言っているのかまったくわからない」と言われたそうだ。
俳優はその難しさを、四声がある中国語を学んだときと比べる。「タイ語には五声あると知って、『五つ!?』と思いました」と笑いながら振り返る。繰り返し練習するうちに、先生から「本物のタイ語のように聞こえる」と言われるまでになった。それでも、撮影現場ではとても緊張していたと打ち明ける。
タイ人俳優とのシーンでは、すべてを聞き取ることはできなかった。感情と会話のリズムを頼りに演じたという。「言葉はわからなかったけれど、気持ちはわかりました」と話す。怒りが高まったり収まったりするタイミングを感じ取れば、いつ自分が入ればいいかわかった。
アゼルバイジャンでの出来事
インタビューでは、アゼルバイジャン旅行中の意外な出来事も語られている。一人で観光していたとき、タクシーに乗ると、ドアの閉め方が原因で運転手がひどく怒った。「『怖いな』と思いました」と認める。しかし、日本から来たと伝えると状況は一変した。
「Japan」と聞いた運転手は態度をがらりと変えた。日本がどれほど好きかを語り、とても親切になった。降りるときには、後部ドアを開けに来てくれたほどだ。山中はその変わりように驚きつつ、現地での日本のイメージを誇らしくも感じたという。
ファンの熱量
シリーズの反響について、俳優は視聴者のエネルギーを強調する。街中で「見ています」と声をかけられ、続きを知りたがっている気持ちを本当に感じるという。予想外の力で握手してくるファンもいて、「ああ、これは本気なんだ」と思ったそうだ。
山中にとって VIVANT の大きな魅力は冒険心をくすぐるところだ。子どもの頃、毎週お気に入りのマンガの続きを待っていた感覚を思い出すという。「ここで終わり? 来週まで待てない!」という感覚だ。このドラマは大人にあのワクワクを再び与えてくれると彼は考えている。
第19話では、他のメンバーが救出任務に出る間、アリはバルカの拠点の留守を任される。本人も「留守番です」と冗談を言うが、 VIVANT では決して気を抜けないと警告する。「アリは本当に守り切れるのか?」と自ら問いかける。そして、これからはさらに冒険色が強くなると明言した。
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