『Glasses With a Chance of Delinquent』2027年4月にアニメ化決定、PVとキャストも発表
清水尋斗と原涼子が、講談社のラブコメ作品の主人公を演じる。
アニメ化が Glasses With a Chance of Delinquent のアニメ化が、2027年4月に放送されることが明らかになった。発表と同時に新たなPVが公開され、放送時期に加えて主要声優2名も発表。一倉ダン役を清水尋斗、百瀬ひろ役を原涼子が演じる。
原作は、なるきなるが講談社の『別冊フレンド』で2021年1月から連載している同名漫画。現在までに単行本は11巻刊行されており、アニメ化は今回が初となる。
眼鏡をかけた元不良と、平穏だけを望む少女
物語の前提はシンプルで、だからこそ漫画としてうまく機能している。百瀬ひろは、目立たず、面倒ごとを避け、穏やかな学校生活を送るというただ一つの目的を持って高校に入学する。ドラマもなければ、トラブルに巻き込まれることもない。そんな中で彼女は、黒髪に眼鏡をかけたクラスメイトの一倉ダンと出会う。彼は物静かで控えめ、少しオタクっぽくさえ見える。
問題は、一倉が見た目どおりの人物ではないことだ。高校に入る前は不良で、本人はもう更生したと言うものの、喧嘩や面倒な状況に巻き込まれやすい性質は相変わらず残っている。百瀬は彼の過去を知り、その秘密をどう扱うかを決めなければならなくなる。その選択が、最初から二人の信頼関係を試すことになる。
典型的な学園ラブコメで、主人公二人の掛け合いが物語の原動力だ。普通の女の子、暗い過去を持つ男の子、二人を近づける秘密という構成の少女漫画を読んだことがあれば、展開は想像がつくだろう。違いはトーンで、少なくともPVを見る限り、ドラマよりもコメディに重心を置いた軽やかな作風になっている。
キャストと制作体制
一倉ダン役の清水尋斗は、 『DARK MOON: THE BLOOD ALTAR』でジャアン役を演じた経験を持つ。百瀬ひろ役の原涼子は、 『ばらかもん』のなる役でアニメ出演の経験がある。友近由真がナレーションと、物語に関わるもう一人のキャラクターであるおはなちゃんの声を担当する。
制作陣もコメディの経験がある布陣だ。監督は星野真で、直近の仕事は 『The Little Lies We All Tell』。コメディのテンポをうまく扱っていた作品だ。シリーズ構成は清水恵、キャラクターデザインは渡辺るりこ。アニメーション制作はスタジオフラッドとワオワールドが担当する。
Production I.GやMAPPAのようなトップスタジオではないが、フラッドは 『まちカドまぞく』 などの作品に参加しており、ワオワールドもサポートスタジオとして確かな実績がある。大掛かりなアクションシーンのないラブコメであれば、脚本がしっかりしていればこの組み合わせで十分だろう。
アニメ化に期待できること
アニメが放送される頃には原作は連載6年以上となり、12話か13話の1クールを余裕で作れるだけのストックがある。既刊11巻あれば、序盤のエピソードを落ち着いてアニメ化し、区切りの良いところで終わらせることができる。
平穏を求める女の子と、自分の評判を変えようとする男の子という組み合わせは少女漫画では新しいものではないが、原作は良い会話と、すぐに引き込まれる二人の関係性でこの型をうまく維持してきた。PVからも、恋愛とコメディと学校生活のバランスという原作の持ち味をアニメでも大切にしていることが伝わる。
あとはアニメが原作のテンポを再現できるかどうかだ。ラブコメは間の取り方が重要で、それを紙から映像に移すのはいつもうまくいくとは限らない。星野の監督と、この手の作品に慣れたスタジオの組み合わせなら、根拠のない期待を抜きにしても楽観できる理由はある。
現時点で未発表なのは、脇役の声優、制作スタッフの全容、そして何より日本国外でどのプラットフォームで配信されるかだ。海外ライセンスの情報はまだ発表されていないため、CrunchyrollやNetflixなど、どこが権利を取得するのか続報を待つ必要がある。
言及された作品
0 コメント
ログインしてコメントを残す
このニュースについてあなたの意見を他の人と共有しましょう。
まだコメントはありません。最初のコメントをどうぞ。




