CLLENN、作品提出不要の「第2回異世界漫画家オーディション」を開催
受賞者には連載決定と契約金30万円をComic REBEL/Koipareの2レーベルで用意。
出版社 CLLENN は10月5日、 第2回異世界漫画家オーディションの募集を開始した。このコンテストは従来の形式を打ち破るもので、完成原稿を求めるのではなく、作家本人を評価する。応募受付は日本時間11月6日23時59分まで。
このコンテストは、同社の2つのレーベルによる共同プロジェクトだ。少年・異世界作品を中心とする Comic REBELと、女性向けの Koipareである。両レーベルとも、オリジナル作品、小説のコミカライズ、作画のみ、ネーム担当のみといった形で、異世界ものを制作できる漫画家を募集している。
第1回は今年4月に開催され、出版社によればプロ・アマを問わず新しい才能を発掘するのが狙いだ。そのため年齢や経験は応募条件になっていない。求められるのは実力の証明で、雑誌掲載作、ネット公開作、自主出版作はもちろん、他の賞に同時応募中の作品でも構わない。
選ばれた漫画家が得られるもの
最も注目されるのは主な賞の内容で、 連載決定 と 契約金30万円 が企画準備の前渡しとして用意されている。賞は各レーベルに1つずつ、計2つあり、どちらも同じ条件だ。
- Comic REBEL賞:連載決定+契約金30万円。
- Koipare賞:連載決定+契約金30万円。
選考プロセスも従来の賞とは異なる。第1段階では、作品サンプルと制作プロセスに関する質問に答えるフォームを提出するだけだ。その審査を通過した応募者は、11月24日から12月4日にかけて編集者とのオンラインまたは電話面接を受ける。
最終結果は12月末に発表される。出版社は、応募数が非常に多い場合はスケジュールが変更される可能性があるとしている。
原稿ではなく才能への投資
この方式は声優オーディションやアイドルコンテストを思わせる。持ち込む企画そのものより、制作に何をもたらせるかが重視されるのだ。CLLENNは、市場で最も飽和しているジャンルの一つである異世界もののラインナップに合う人材を見つけ、連載への直接的な道を用意したい考えだ。
同社は2023年9月、DMMグループのデジタル出版社3社の合併により誕生し、現在のカタログは6,000タイトルを超える。日本のデジタル漫画の中で小さな存在ではなく、今回のオーディションは主力2誌に新しいクリエイターを供給する手段となる。
現時点では、日本国外からの応募を受け付けるかどうか、また受賞作品がスペイン語でラテンアメリカに届くかどうかは確認されていない。第2回で各レーベルがどのような作品を求めるかについても詳細は明らかにされていない。
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