ドラゴンボール超 ビルス編:新作アニメーションとより成熟した悟空でスタート
リメイク版は「神と神」編からスタート。アニメオリジナル展開を省き、ブロリー映画に着想を得たビジュアルで、日本では深夜枠での放送となる。
第1話 『ドラゴンボール超 ビルス編』 が配信開始となった。2015年版シリーズのリメイクは、オリジナル版で最も指摘されてきた問題点であるアニメーション、テンポ、悟空のキャラクター描写を修正した第1話で幕を開けた。週刊放送は再び「神と神」編から始まるが、より凝縮され、とよたろうの漫画に忠実な語り口となっている。
新バージョンでは、10年以上前にシリーズ序盤のテンポを悪くしたアニメオリジナル展開が削除されている。制作は物語をより流れるように描くことを前提としており、それは第1話からすでに感じられる。初回放送はファンコミュニティやアニメ専門メディアの双方で、多くの分析と好意的なコメントを生んでいる。
プラスチックのような光沢とは決別
視聴者から最も評価されている変化は、美術面にある。制作陣は、初代バージョンを特徴づけていた硬質で過剰な光沢のあるデジタル仕上げを大幅に抑えた。代わりに、より有機的な線、温かみのある質感、マットな色調が採用されている。
初期の反応の多くは、新スタイルが映画 『ドラゴンボール超 ブロリー』で新谷直大が提示した方向性を直接想起させると指摘している。アニメーションはゼロから作り直されており、よりダイナミックな動きのシーン、より洗練された色彩処理、とよたろうが作画を手がける漫画から抽出されたディテールが可能になっている。
『ドラゴンボール超 ビルス編』配信開始:2015年のオリジナル版からの主な変更点は以下の通り。ビルスとモギナイアンのボスとの戦いについて、2015年版と2026年版の比較がすでにSNSで出回っている。その対比から、両バージョン間のビジュアルの飛躍は明らかだ。
幼く描かれすぎない悟空
初期レビューで批評家が評価しているもう一つの点は、主人公の性格調整だ。第1話では、2015年版よりも純真さや幼さが抑えられた孫悟空が描かれている。
そのキャラクター描写は、経験を積んだ武道の達人の姿勢をよりよく反映している。
サイヤ人は界王様の星で修行する間も、持ち前の屈託のない性格を保っているが、この方向性は漫画読者からの長年の要望に応えるものだ。第1話で最も話題になったシーンの一つは、悟空がフリーザ、セル、ブウと戦うイメージトレーニングで、2015年のアニメには登場せず、今回は完全新規の楽曲とともに描かれている。
深夜枠と同時配信
2015年版が放送された朝の子供向け枠とは異なり、 『ドラゴンボール超 ビルス編』 は日本で深夜枠での放送となっている。フジテレビは毎週日曜午後11時(現地時間)に1話ずつ放送しており、戦闘シーンのトーンにより柔軟性を持たせられる時間帯だ。
ストリーミングサービスが新エピソードを日本と同時配信する。海外の視聴者向けには、Crunchyrollで公式スペイン語字幕付きの同時配信が行われている。配信時間は各国のタイムゾーンに応じて午前または正午頃となる。
この新バージョンの幕開けは、フランチャイズが過去の教訓に耳を傾けてきたことをはっきり示している。より丁寧なアニメーション、テンポの良い語り口、世界同時配信という体制で、リメイク版は待望のモロ編へ進む前に自らの歴史を書き直すという使命を帯びてスタートした。
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