
山古志村のマリと三匹の子犬
完結山古志村のマリと三匹の子犬
山古志村で、マリという名の雌犬が三匹の子犬を産んだばかりだった。飼い主の老人は、質素な家で彼女たちと共に暮らしている。新潟県を大地震が襲うまで、村の生活は穏やかに流れていた。\n\n地震は家を倒壊させ、老人は瓦礫の下に閉じ込められてしまう。マリは自らの鎖を抜け出し、救助隊が到着するまで彼のそばに寄り添い、温もりと励ましを与え続けた。老人は救出されたが、避難所へ犬を連れて行くことは当局に許されない。マリと三匹の子犬は、もはや無人の村で自力で生き延びなければならなくなる。