White Fireworks
完結荒廃した戦争のさなか、凍てつく冬の夜、爆弾職人が休むことなく爆薬を作り続けていた。その中の一発が突然生命を宿し、明確な意識を持って目を覚ます。作り手は驚き、そして心を痛め、爆弾を製造したことを詫び、破壊の道具としてではなく、自らの感情に従って生きるべきだと語りかける。
武器として生まれ、死をもたらす運命に戸惑い、苦しむ爆弾は、答えを求めて森へと逃げ込む。そこで孤独に迷いながら、戦争に彩られた世界の中で自らの存在意義と正体を探し求める。一方、戦争は容赦なく続き、爆弾の運命は不確かなままに思われた。
やがて戦争は終わりを迎える。その後の平和な夜、一発の花火が空へと昇り、空を照らし出す。それは希望のきらめきと、爆弾の存在に新たな意味をもたらすのだった。