忘れ たまり
完結忘れ たまり
シロイヌは、眠る前にその日起きたことを書き留める習慣を持っている。ある夜、雪に埋もれた引き出しを開けると、昔の日記が出てきた。それを読むうちに、当時の感覚や感情をまったく忘れてしまっていることに気づく。まるで他人の人生を読んでいるような感覚だった。
この発見をきっかけに、シロイヌは記憶と自分というものについて深く考え込む。記録した過去と、もはや自分のものとして認識できない現在との隔たりに向き合い、記憶が消え去ったあとに自分には何が残るのかを問いかける。
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