
天幕のジャードゥーガル
完結天幕のジャードゥーガル
シタラは母と故郷を失うが、絶望は知識の力によって決意へと変わる。学者の一家に引き取られ、教育を深めることで新たな可能性が開かれていく。一方、チンギス・カンのモンゴル帝国は次々と国を征服し、シタラの新しい故郷にも迫りつつあった。
帝国の第四皇子に捕らわれたとき、彼女の内に復讐の炎が灯る。カンの後宮では、知恵こそが美しさ。13世紀、世界が知る最大の帝国で、前例のない医学と科学の知識を持つペルシャの女性ファーティマがモンゴルの宮廷にやってくる。そこで彼女は、第二代大カン、オゴデイの第六夫人トレゲネの保護下に入る。帝国の進む道に複雑な思いを抱く力ある女性である。二人はやがて宮廷政治の中心となっていく。
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