タナバタノオト
完結タナバタノオト
七瀬は、日本でいちばん星がきれいに見える町に住んでいる。織姫と彦星の物語を聞いてからというもの、毎晩夜空を見上げては、二人のことを思っていた。やがて新しい街へ引っ越した七瀬は、都会の空を見て驚く。星がひとつも見えない。それでは織姫と彦星が出会うことができない。思わず彼女はノートに書きつける。「どうすれば天の川をつくれるんだろう」。
その落書きを見つけたのは、三人の少女たちだった。グループのリーダーで気が強い理子、科学が大好きな澪、流行に敏感な愛莉。それぞれ趣味も性格もばらばらな四人は、それでも天の川をつくるという無謀な挑戦に乗り出していく。
