Snail Man
完結ロトという名の老人は、孫のアラムとともに、カタツムリの形をした荷車で果てしない砂漠を横断している。遠い戦争で倒れたロトの息子の遺体を取り戻すため、二人は過酷な旅を続ける。荒涼とした風景と砂漠の静寂が見守る中、荷車は太陽と砂から身を守るか細い避難所となる。\n\n葛藤は道のりの過酷さだけではない。ロトは息子を失った罪悪感と喪失感を背負い、アラムは父の死を理解しようともがく。旅は二人に記憶と沈黙と向き合わせ、一歩進むごとに共有する悲しみが深まっていく。砂丘と星空の下、遺体を探す旅は、不在の意味を見つけようとする闘いへと変わっていく。