
終末のイゼッタ
完結終末のイゼッタ
1939年、帝国主義国家ゲルマニアは隣国へ侵攻し、戦火はヨーロッパ全土へと拡大していく。翌年、ゲルマニア軍はアルプスの小国エイルシュタットに照準を定めた。豊かな自然を持つこの公国は軍事的に脆弱で、圧倒的な戦力差の前に陥落は時間の問題と思われた。
公女オルトフィーネ・“フィーネ”・フリーデリカ・フォン・エイルシュタットは、ブリタニアとの重要な会談へ向かう途中でゲルマニア兵に捕らえられてしまう。しかし、移送中の混乱に乗じて、ただ一人生き残った魔女イゼッタが脱走を果たす。幼い頃に面識のあったフィーネを見つけたイゼッタは、その魔法の力で彼女を救い出す。
再会を果たしたフィーネのため、イゼッタはエイルシュタットを守ることを誓う。小さな国が帝国の巨大な力に抗うための、唯一の希望として。