
ライドバック
完結ライドバック
尾形リンは将来を嘱望されたバレエダンサーだったが、深刻な怪我を負い、その道を断念した。それから数年後、大学生となった彼女は、偶然にも「ライドバック」と呼ばれる可変型ロボットバイクと出会う。驚いたことに、バランス感覚と正確さを重視するバレエの訓練が、この特異なマシンを操る天性の才能を彼女にもたらしていた。
だが、その新たな才能によって、リンは否応なく注目を浴びることになる。折しも圧政的な政府「GGP」が支配を強め、市民の自由を抑圧し始めていた時代だった。ライドバックを操るリンの類まれな腕前は、彼女自身の意思とは裏腹に、自由をめぐる激化する争いの中で重要な鍵となり、やがて彼女を呑み込もうとする闘争へと引きずり込んでいく。
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