ぴよぴよバーバ
完結ぴよぴよバーバ
三鷹の森ジブリ美術館で上映される短編アニメーションシリーズ「フィルムぐるぐる」の中の一編に、おなじみのキャラクターが登場する。『千と千尋の神隠し』の湯屋の主である湯婆婆が、巨大な頭、突き出た鼻、白い髪をまとめた独特の姿で画面いっぱいに現れる。
動きはシンプルだが、見る者を引き込む。湯婆婆は正面を向き、口を開けて高らかに笑う。それからくるりと180度回転し、観客に背を向ける。すると、彼女の髪の間から小さな鳥が顔を出し、鋭い鳴き声を上げる。鳥は再び髪の中に隠れ、湯婆婆はまた正面を向いて笑い声をあげる。この一連の動きがアニメーションのループとして繰り返される。
わずか数秒の無声の短編でありながら、スタジオ特有の視覚的なユーモアとアニメーションの真髄をとらえており、来館者に最も象徴的なキャラクターの一人との短くも印象深い体験を提供する。