
ファントム勇者伝説
完結ファントム勇者伝説
日本人パイロットの矢沢は、自機のファントム戦闘機が墜落する事故に遭い、重傷を負う。6か月に及ぶ療養を経て日常へ戻ろうとした矢沢のもとに、航空雑誌で働く旧友から連絡が入る。エルサルバドルで続く武力紛争の中で、本来そこにあるはずのないファントム戦闘機が目撃されたというのだ。旧友は、その機体の出自と背景を調べてほしいと矢沢に依頼する。
調査を始めた矢沢は、単なる一機の戦闘機の謎が、国家や組織をまたぐ国際的な武器取引の陰謀へとつながっていることに気づく。自らの問い合わせが危険を招き、追われる身となりながらも、矢沢はパイロットとしての誇りと技術を頼りに前へ進む。やがて彼は、墜落事故の記憶と向き合いながら、自らが信じる真実を確かめるために命がけの空域へと向かっていく。