お月様ライト
完結お月様ライト
近所の公園で、子どもたちが無邪気に遊んでいる。太陽がゆっくりと地平線に沈んでいく午後を楽しみながら。遊びに夢中になっているうちに、日が暮れていくことに気づかず、やがて暗闇が彼らを取り囲み始める。見慣れたはずの公園は、今や影と不気味なシルエットに満ちた場所へと変わり、家へ帰る道もわからなくなってしまう。
子どもたちは方向を探ろうとするが、光が足りないせいで、どの角も違って見える。木の根や石につまずきながら手探りで進むうちに、恐怖が彼らを支配し始める。絶望に負けそうになったちょうどその時、銀色の輝きが雲の間から差し込む。月が姿を現し、その光が景色を照らし、進むべき道を浮かび上がらせる。
かすかでありながら確かなその輝きに導かれ、子どもたちは希望を取り戻し、安全な我が家へと続く道を見つけるのだった。