
おぢいさんのランプ
完結おぢいさんのランプ
東一という少年が、祖父の物置で古いランプを見つける。遊びに持っていこうとすると祖父に叱られ、その物にまつわる話を聞かされることになる。
若き日の祖父・巳之助は、日本の小さな伝統的な村で使い走りをして生計を立てていた。ある日、隣村で初めて西洋のランプが街を照らしているのを目にする。その未知の技術に心を奪われた巳之助は、ランプに情熱を注ぎ、やがてそれを生業とするようになる。
新しい光の到来が巳之助の人生だけでなく、村全体をも変えていく様子を描く、日本の近代化とそれがもたらした変化をめぐる物語。