
人魚の森
完結人魚の森
人魚の肉を食べた者は不死を得るという伝説がある。その伝説の通り、ユウタは500年もの間、老いることなく放浪を続けてきた。彼の傍らには、同じく不死の体を持つ仲間のマナがいる。だが、この不死の力は多くの場合、呪いでしかない。人魚の肉を求める者の大半は命を落とすか、怪物へと変わり果ててしまうのだ。
二人の旅はやがて「人魚の森」へと行き着く。そこで彼らは、神無木一族の最後の生き残りである老婆と、白い髪の少女・登和に出会う。登和は数十年前、人魚の血によって死の病から救われたが、その代償はあまりにも大きく、彼女の体は醜く歪んだ姿に変えられてしまっていた。
人間としての姿を取り戻すことに絶望的なまでに執着する登和は、医師・椎名の助けを借りて残酷な手段に手を染めていく。そして椎名は、自らの不気味な実験のためにマナを拉致してしまうのだった。
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