
魍魎の匣
完結魍魎の匣
1952年の夏、14歳の少女・柚木加奈子が線路脇で重傷を負って発見される。偶然その列車に乗り合わせていた刑事・木場修太郎は事件の捜査に乗り出すが、事態はすぐに予想以上に複雑な様相を見せ始める。加奈子は森の中にある謎めいた研究所の医院へ運ばれ、実験的な治療を受けることになるが、やがて跡形もなく姿を消してしまう。
やがて、若い女性たちの切断された四肢が、それぞれ寸法に合わせて作られた箱に入れられて発見されるようになり、捜査はさらに混迷を深める。木場は推理作家の関口巽、陰陽師の中禅寺秋彦とともに、やがて強大な柚木家へとつながる欺瞞の網の奥へと踏み込んでいく。
謎を解くためには、彼らは暗い家族の秘密と、おぞましい真実を暴き出さねばならない。
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