
みずいろ (2003)
完結みずいろ (2003)
健二と妹の由紀は、両親が不在がちな家で二人きりで暮らしている。由紀は兄に対して密かに恋心を抱いていた。ある夜、健二の押し入れに、ひよりという少女が突然現れる。彼女の体は幽霊のように透き通っていて、二人の幼なじみだという。
思いがけない再会に健二は喜びつつも、ひよりの不思議な存在に戸惑いを隠せない。しかし、健二とひよりが親しくなるにつれて、由紀は心を乱し、幼い頃の古い痛みがよみがえってくる。鍵となる記憶には、水色の玩具の指輪とヨーヨーが関わっていた。それは、ひよりの病気とその後の引っ越しによって果たされなかった、幼い日の約束の象徴だった。こうした過去の出来事が、彼女の今の出現と直接つながっているようだ。
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