
水グモもんもん
完結水グモもんもん
池に暮らす小さな水グモ、もんもんは、水面まで泳いでは空気の泡を集める日々を送っていた。ある日、水面を優雅に滑るように動くアメンボと出会う。もんもんは彼女にすっかり恋をしてしまうが、種の違いと、アメンボの最初の怯えが、二人の間には立ちはだかるように思われた。
何度断られても、もんもんは諦めず、彼女に近づく方法を探し続ける。寂しい沼の夜、もんもんはアメンボのことばかり考え、自分の恋が報われる日は来るのだろうかと自問する。少しずつ、アメンボももんもんの存在に慣れていき、やがて、まったく異なる二匹の水辺の生き物の間に、優しくも不思議な関係が芽生えていく。
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