
メビウス・ダスト
連載中メビウス・ダスト
2000年2月29日、メビウスと呼ばれる隕石群が地球に降り注いだ。それらは空気中に溶け、超常現象を引き起こす物質「メビウス・ダスト」をもたらした。2.29事件と名付けられたこの出来事は、日本における経済格差を深刻化させ、その不平等と戦うテロ組織の誕生を招いた。これに対抗するため、当局は特殊部隊と、その隊員を養成するアカデミーを設立した。\n\nそれから10年後、新葛飾の町には、ダストによって超人的な能力を得たものの、巨大な結晶に依存して生きているため街を離れることができない「ラムの担い手」たちが暮らしていた。退屈を紛らわすため、学生の荒木、妹のステラ、友人のオルガといった若い担い手たちは、自分たちの力を使って縄張りを奪い合うゲームに興じている。\n\n彼らの日常は、ラムの研究者であるユダ教授が、彼らの運命を変えることになる実験への参加を提案したことで一変する。