
真夜中のオカルト公務員
完結真夜中のオカルト公務員
宮古新は公務員として新しい仕事を始めるが、すぐに自分の相手が普通の人間ではなく、「アナザー」と呼ばれる超常的な存在であることに気づく。夜間地域交流課の同僚、姫塚テオや榊京一とともに、多くの人には見えない影で彼らが引き起こす問題の解決に当たる。
最初の任務で、新は前代未聞の特異な能力を発揮する。アナザーの言葉を理解できる唯一の人間だったのだ。この力は伝説的な存在の注目を集め、天狗からは平安時代の有名な陰陽師、安倍晴明と間違えられるほどだった。当初はその関連性に気づかなかった新だったが、自分の才能を使って人とオカルトの世界の衝突を仲裁するうちに、自らの出自を調べざるを得なくなっていく。
しかし、超常的なものと向き合うことには予期せぬ危険が伴う。新が事件に深く関わるほど、その能力には思いがけない問題が生じ始め、オカルトとの遭遇のたびに、現実の見方や自分の居場所を変えかねない真実へと近づいていく。