レモンと話したら
完結レモンと話したら
二人の会話は、まるで印刷機が少しずつ像をずらしていくように、絶えず横道へそれていく。一方が言ったことが、もう一方にそのまま届くことは決してなく、そのずれが人間のコミュニケーションをめぐる視覚的な考察の中心となる。
印刷、デジタル処理、コラージュを組み合わせた技法を用い、このアニメーション作品は日常の対話に生まれる空白と行き違いを探求する。明確な言葉がないまま、断片的な身振りとイメージが、発せられたメッセージと受け取られたメッセージの隔たりを浮かび上がらせる。
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