
黒塚
完結黒塚
12世紀の日本。剣士クロウは、従者ベンケイと共に追手から逃れ、山奥へと分け入る。そこで二人は、不気味なほど美しい女、クロミツの庵に身を寄せることになる。歓待を受けるものの、彼女の部屋への立ち入りは禁じられていた。しかし、禁断の恋と好奇心に駆られたクロウは、クロミツの秘密を知ってしまう。彼女は血を糧とする不死の吸血鬼だったのだ。
クロウは彼女の傍らに生きることを選び、永遠を共にするため自らも吸血鬼となる。だが、裏切りはすぐそこにあった。紅の軍と呼ばれる謎の組織と通じたベンケイによって、クロウは首をはねられてしまう。
それから数百年後、クロウは荒廃した終末的な未来で目を覚ます。失われた愛を再び見つけ出し、自らをこの運命に突き落とした者たちと対峙するため、彼の絶望的な探索が始まる。
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