
クジマ歌えば家ほろろ
完結クジマ歌えば家ほろろ
中学一年生の秋、荒田コウダはクジマという名の奇妙な鳥のような生き物と出会う。飢えている様子を見かねた荒田は、家族と暮らす自宅へ連れて帰ることにした。
普通に言葉を話し、人間と同じものを食べるクジマの到来は、コウダ家の日常を揺るがしていく。もともと家の中は、大学受験を控えた浪人生の兄をめぐる心配ごとで、どこか張り詰めた空気が漂っていた。そんな状況に流されるまま、クジマは「冬が終わるまで」と言い訳しつつ、家に居座ることになる。
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