
鋼鉄のヴァンデッタ
完結鋼鉄のヴァンデッタ
八島レインは日本軍の兵士である。上官たちの無為無策に我慢の限界を迎えていた。自陣営と敵である第七軍との間には圧倒的な技術格差があり、正面からの戦いでは敗北は避けられないかに思われた。戦況は日ごとに悪化し、兵士たちの疲弊も深まっていく。それでも上層部は有効な手を打とうとせず、レインの焦りと怒りは募るばかりだった。
そんな中、思いがけない機会が彼女の手に舞い込む。歴史を裁き、紡ぐ力。それは一個人の選択が戦争の行方を左右しうる危うい力だった。戦争の流れを変えることを決意したレインは、女であることを捨て、自ら鋼の兵器となる。人間としての生を手放した彼女を待ち受けるのは、孤独な戦いの日々である。
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