ココロ屋
完結ココロ屋
近未来。タクヤという少年は、人間の感情を売買できるという不思議な店「ココロ屋」を見つける。ショーウィンドウに興味を引かれて中へ入ると、店主の老人が、感情は取り出して保存し、他人へ移すことができるのだと説明してくれる。
タクヤは試しにそのサービスを利用し、他人が感じていることをそのまま体験できる力を手に入れる。しかし、他人の感情を理解することがいつも心地よいとは限らないと、すぐに気づくことになる。親友の隠れた悲しみや、母の孤独を知ってしまうのだ。周囲の人々の心に深く入り込むにつれ、タクヤはこのまま感じ続けるのか、それとも以前の生活に戻るのかを選ばなければならなくなる。