
神在月のこども
完結神在月のこども
葉山カンナは走ることが大好きな小学6年生。しかし、母・弥生の死をきっかけに、走る気力を失ってしまう。そんなある日、神の使いである白い兎のシロと、鬼の少年・夜叉に出会ったことで、彼女の日常は一変する。二人は、カンナの母が「韋駄天」——神々の末裔として、日本各地から出雲の神在祭へ供物を届ける役目を担っていたことを明かす。
弥生の娘であり、新たな韋駄天の勾玉の継承者となったカンナは、その使命を引き継ぐことになる。神々が集う出雲で、もう一度母に会えるかもしれない——そう願い、カンナはその試練を受け入れる。
シロと夜叉に支えられながら、カンナは自分の体力と心の強さが試される旅へと踏み出していく。