
犬夜叉 黒い鉄砕牙
完結犬夜叉 黒い鉄砕牙
殺生丸は、父の遺した刀・鉄砕牙を半妖の弟である犬夜叉が継いだことを、決して認めようとはしなかった。己に与えられたのは癒しの力を持つ天生牙のみ。その天生牙に唯一備わった破壊の技ですら、自ら磨き上げたそれが鉄砕牙へ移されることを前提に作られていたと知り、殺生丸の胸中には「卑しい半妖を父は選んだのか」という屈辱と恨みが募っていく。
犬夜叉の宿敵・奈落は、この兄弟の確執を巧みに利用する。殺生丸に対し、鉄砕牙の力を奪い取る手段を囁き、兄弟を争わせようと画策するのだ。奈落の策略により、ついに刃を交えることになった犬夜叉と殺生丸。犬夜叉は奈落の卑劣な企みを打ち砕き、兄の認めるところとなれるのか。それとも、自らの血を分けた兄の手によって果てるのか。