
一枚の絵てがみ
完結一枚の絵てがみ
小学生たちが、自分たちの住む町の地図を描くという課題を出される。最初は知っている通りや建物を描くだけだった子どもたちだが、先生に勧められ、町の年配の住民たちに話を聞くことになる。お年寄りたちとの対話を通して、子どもたちは町にまつわる物語や思い出を知り、自分たちの住む場所への見方が変わっていく。
やがて、町役場が都市再開発計画を発表し、思い出の詰まった場所が失われようとする。学んだことに背中を押された子どもたちは、お年寄りたちが大切にしてきた場所を守るために声を上げることを決意する。本作は、地域全体に影響を与える決断を下す前に、何十年もその土地に暮らしてきた人々の声に耳を傾けることの大切さを問いかける。