
ひめゆり
完結ひめゆり
第二次世界大戦末期、沖縄戦において「ひめゆり」と呼ばれた高等女学校の看護隊が、戦場で負傷者の看護に動員される。彼女たちはまだ十代の女生徒でありながら、砲弾が飛び交う壕の中や野戦病院で、不眠不休の看護活動を強いられた。戦況が悪化するにつれ、食料も医薬品も尽き、多くの仲間が命を落としていく。
本作は、沖縄県にあるひめゆり平和祈念資料館を運営するひめゆり同窓会が制作したアニメーション映画である。戦争を直接知る世代が少なくなる中、あの過酷な体験を後世に伝えるために作られた。物語は、看護隊として従軍した少女たちの視点から、戦場の現実と彼女たちの犠牲を静かに、しかし力強く描き出す。