
左ききのエレン
完結左ききのエレン
朝倉光一は、デザインを学ぶために美術大学への進学を夢見る高校生。ある日、彼は博物館の壁に描かれた衝撃的なグラフィティを目にする。それは、過去のある出来事をきっかけに才能を封印していた左利きの若き画家、山岸エレンの作品だった。芸術への情熱を共有する二人は、夢を追いかける光一と、再び絵筆を握ろうとするエレンとして、互いに強く惹かれ合っていく。
しかし、二人の前には数多くの障壁が立ちはだかる。恐怖心や野心、過去の傷が、それぞれの進む道を断ち切ろうとする。光一とエレンは、芸術の世界の複雑さと周囲からの期待に翻弄されながらも、自分自身の内なる悪魔と向き合わなければならない。