
ヒーハイホー
完結ヒーハイホー
1973年、日本の公共放送NHKは音楽番組『みんなのうた』の中で、上條恒彦とNHK東京児童合唱団が歌う楽曲「HI HAI HO」のアニメーション映像を放送した。映像では、子どもたちが陽気で反復的な曲のリズムに合わせて歌い踊る様子が、当時らしい素朴で色彩豊かなタッチで描かれていた。
この映像は、同番組が子ども向けや親しみやすい楽曲に合わせて放送していた一連の音楽アニメーションのひとつだった。しかし、数十年の時を経て、オリジナルの素材は完全に失われてしまった。NHKのアーカイブにも個人のコレクションにも現存するコピーは確認されておらず、日本アニメーション史におけるロストメディア(失われた映像)の事例とされている。
研究者や愛好家による録画の発掘努力にもかかわらず、「HI HAI HO」のアニメーション映像は今も見つかっておらず、『みんなのうた』のカタログの中でも稀有な存在であり、日本のレトロアニメを追う人々にとって謎であり続けている。