春の風
完結春の風
東京荒川少年少女合唱隊の子どもたちが、楽曲「春の風」をミュージックビデオ形式で歌い上げる作品。この曲はNHKの番組『みんなのうた』のために制作されたもので、同番組は短いアニメーションや映像を通じて子ども向けの歌を紹介することを目的としていた。
映像では、春らしい花々と柔らかな色彩にあふれた風景の中で、子どもたちが季節の訪れを祝う明るいメロディーを合唱する。わずか数分の作品でありながら、実写の子どもたちとアニメーションの背景を組み合わせることで、あたたかくも郷愁を誘う雰囲気を生み出している。
数十年を経た現在、この作品はアニメ史における一つの事例として知られている。オリジナル映像の現存するコピーが確認されておらず、いわゆる失われた作品とみなされている。その存在は文字による記録と、1972年の初回放送を目にした人々の記憶の中にのみ残されている。