
Hachidori no Hito Shizuku: Watashi ni Dekiru koto
完結ある日、恐ろしい山火事が森を襲い、動物たちは皆、慌てて逃げ出した。炎が自分たちの住みかを飲み込んでいくのを、ただ茫然と見つめることしかできず、動物たちは落胆し、自分たちに火を止めることなど何もできないと思い込んでいた。
しかし、小さなハチドリだけは行動を起こす。何度も何度も近くの小川まで飛び、くちばしで水を数滴すくっては、炎の上に落としていく。他の動物たちは半信半疑でそれを見つめ、おまえは小さすぎるし、そんな努力は無駄だと、やめさせようとする。だがハチドリは、立ち止まることなく答える。「私は、私にできることをしているだけ」。