
幻影ヲ駆ケル太陽
完結幻影ヲ駆ケル太陽
太陽あかりは、叔父夫婦と従妹の冬菜と暮らすタロット占い師の見習い。母を亡くした彼女にとって、最大の遺産は一組のカードと、母の歩んだ道を進みたいという想いだった。ある夜、植物の怪物に襲われる恐ろしい夢が現実となる。その怪物の正体が冬菜であることを知ったあかりだったが、直後に奇妙な集団的忘却が起こり、あかりを含む全員の記憶から彼女の存在が消えてしまう。
セフィロ・フィオーレという組織の魔法少女たちに救われたあかりは、自身もまた母から受け継いだ力、すなわちエレメンタルタロットの「太陽」のカードに宿る力を持っていることを知る。その使命は、ダイモニアと呼ばれる悪魔の怪物と戦うこと。しかし、やがてあかりは恐るべき真実に直面する。その怪物たちは、人に取り憑いた姿なのだ。人間性の残滓を救おうとするのか、それとも完全に消し去るのか、彼女は身を裂かれるような道徳的ジレンマに苦しむことになる。
世界を守るという陰鬱な責務を背負う中で、チーム内や組織内の忠誠心が試されていく。
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