
Clover 4/3
完結社会から疎外された17歳の若者たち7人が、それぞれの内なる葛藤を抱えて生きている。その中には、実年齢よりも幼く見える少女や、握手よりも拳を交わすことを好む少年がいる。彼らは皆、三つ葉のクローバーが広がる野原に咲く四つ葉のクローバーのように、自らを唯一無二の存在たらしめる「異質さ」を背負っている。
主人公である観察者は、やがて物語の一部となり、自分たちを理解しない世界で居場所を見つけようともがく彼らの人生に足を踏み入れていく。本作は、彼らの葛藤や不安、そしてたとえ「ミュータント」と指さされようとも、自らを異なる存在たらしめるものにしがみつく姿を描いていく。