
ちょびっツ
完結ちょびっツ
近未来、パーソナルコンピュータは「パソコン」と呼ばれる人型の携帯端末へと進化していた。大学進学を控えた田舎出身の青年・本須和秀樹は、パソコンを持つことを夢見ながらも、その価格ゆえに手が出せずにいた。そんなある日、彼はゴミ捨て場に捨てられていたパソコンを拾い、家に持ち帰ることにする。
起動してみると、その端末は「ちぃ」としか話すことができず、秀樹は彼女を「ちぃ」と名付ける。やがて秀樹は、ちぃが他のパソコンとは異なることに気づく。情報をハードディスクにダウンロードできず、学習能力や感情の発現が異常なほど高いのだ。秀樹は友人たちの助けを借りながら、ちぃをめぐる謎を解き明かそうとする。ちぃは、本物の人間の感情を持ち、持ち主を愛することができるという都市伝説上の特別な端末「ちょびっツ」なのかもしれない。
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