
治癒魔法の間違った使い方
完結治癒魔法の間違った使い方
兎里(うさと)は、平凡な高校生活を送るごく普通の男子学生。単調な毎日に何か特別な出来事が起きることを、いつも心のどこかで願っていた。ある日、下校途中に生徒会の仲間である一樹(かずき)と鈴音(すずね)とともに、突然異世界へと召喚されてしまう。彼らが辿り着いたのはリンガー王国。そこで三人は、魔王軍の侵攻を食い止めるために召喚された勇者だと告げられる。しかし、すぐに兎里は偶然巻き込まれただけで、選ばれた勇者ではないことが判明する。
落胆する兎里だったが、やがて自分が極めて稀有な才能である治癒魔法の適性を持つことを知る。その能力に目をつけたのは、王国の救命団を率いる屈強な団長、ローズ。彼女は兎里を救護要員として鍛え上げるべく、自らの管理下に置くのだった。ローズの容赦ない指導の下、兎里は過酷な訓練に身を投じ、自らの治癒魔法を駆使して人間の限界を超え、桁外れの力と底知れぬ耐久力を身につけていく。危険に満ちたこの世界で仲間を守るため、兎里は待ち受ける試練に立ち向かう覚悟を固めていく。
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